日記・コラム・つぶやき

2017年11月17日 (金)

煙のでない薪ストーブ

ゆれる炎が楽しめる薪ストーブが人気です。

しかし、街なかで実際使うには、まず薪を購入しなければならない。

薪を燃すには、ガス栓を捻ってマッチの火を付ければ燃えだす訳

ではなく、手間ひまが掛かる。

そして薪が燃えた後の灰の掃除、さらに煙突の中に煤がたまり時

には火の粉が出たりします、その掃除があるなどと幾つものの

手が掛かる。このことは暖炉でも同様です。

先日TVで煙の出ない薪ストーブが紹介されていました。

 Image_14567934821_2


その制作者についてネットでチェック。ストーブやボイラーなどを

製造販売するモギ製作所(長野県千曲市)の茂木国豊氏とのこと。

そこに詳しく説明されているが。

◎今までにないものを作りたいと。煙のでない焼却炉、ボイラーは

できないものか。

煙は上へと向かう。この流れを邪魔してストーブ内に対流を起こせば、

内部での燃焼が続き、より高温で効率のいい燃焼ができる。

それが茂木プレート。穴を空けた金属板をストーブ内部に設置し、

高温での燃焼と対流を起こす。800度の高温燃焼を実現し、

Imono Moki2

     従来型                モギプレート・無煙薪ストーブ

薪を選ばずに完全に燃やしきるため、灰の排出は月に1回だけと

手間がいらない。さらに煙突から出る排気も、1時間当たり0・77

~2・1グラムのダスト流量を実現。

氏の常識にとらわれない発想と研究の積み重ねがあってこその結果だ。

P.S. とは言うももの、着火後少しの間は煙が上がり全く出ないというわけでも

なさそうです。この記事に関するサイトが幾つかありました。 

・上記の記事の一部は、ネットの産経ニュースより  ・写真は、モギ製作所のサイトより
・イラストは、高温燃焼だから可能なクリーンさと経済性 | モキ製作所の薪ストーブの ..サイトより

2017年11月 4日 (土)

「くさはら」と高刈り

玄侑氏の話の続きです。氏いわく。お寺や神社の境内は

草のない状態に保ってきた。

草のない地面は、いわば日本人の勤勉さと美学。

今では周囲をコンクリートなどで密閉され、しかも草が次々

抜かれるため、土の通気通水ができなくなっている。

堅くなった土には木の根も伸びられず、大雨が降ると吸収

できずに表土が流される。悪循環である。

今年から境内に草を生やすことにし「境内の土を柔らかくする

ため草を生やしています。お見苦しいかもしれませんが、

抜かないでくださいネ 山主敬白」と書いた立て札も立てた。

じつは今回、墓地や周辺の土手、道などを「高刈り」にして

みた。鎌や草刈り機を使い、強風が吹いたらこの辺で折れる

だろうという高さで刈り、刈り取った草もその場に丁寧に撒く

のである。こういう刈り方を繰り返すうちに草の背があまり

伸びなくなり、やがてはきれいな「くさはら」になって、草の影も

増えるから苔も生えやすくなるらしい。

           17114

しかし草引きが面倒だと感じている人も多く、墓地を石張りに

改造しようなどと考える人もいる。

なんとか墓地を「くさはら」にしたい。

「くさはら」とよめば草原も小規模でよさそうだ。目指すのは

「くさはら」に立つお墓。諦めず気長に説得を続けたい。

※玄侑宗久氏のお墓と「くさはら」より抜粋させて頂きました.

P.S.「高刈り」という手法は、盆栽の木が小じんまりまとまって

いるのは、この性質によるのだろうか?

近所の土手の草を年2回ほど根元近くから刈り込んでいるが、

しばらくすると勢いよく草が伸び元の高さに成長している。

これを「高刈り」をすれば、いずれは「くさはら」になり手間が

かからなくなりそうだが?

2017年10月19日 (木)

土と建物について

僧侶である玄侑宗久氏の「土と建物について」興味深い

話を読みました。

庫裏の建築の基礎づくりにあったてちょっと変わった工夫

をしようと。

それは、砕石の下に炭を敷き、コンクリート数平米当たり

一カ所ずつパイプ(径80mm)を通す。

園芸をやり土壌の専門家のY氏の意見で土が呼吸できな

ければその地盤はやがて死ぬという。

好気性の細菌が増え、土が活性化して荷重耐性も増す※1

というのだ。

土木建築界の常識のなかには、こうした土への視点はまだ

皆無に等しいだろう。

実際に石場建てだった庫裏のくすんだ地面の下から、一削り

で明るい色合いの土が顔を出した。さらにスコップを立てると、

あまりの土の軟らかさに驚いたのである。

「土俵と一緒で、これが水は通さず空気は通す、理想の土

ですよ」と。

簡単に言うとY氏は、土を生き物として捉え、その呼吸を

さまざまな方法で促す。

通常の庭や神社仏閣の境内であれば、水脈に沿った深い

溝を掘り、底に炭や竹、土や枯れ木、落葉などを被せる。

自然界に似せ、踏まれても閉じきらない強靱な通気通水

ルートを確保するという。

171019_2 建築の根切り工事

PS;例えば、五重塔や巨大な東大寺などの基礎下(地業)

の土の処理方法は、どうなっているのだろう。

確かに道路やグランドなどは今日の地面に対しての捉え

方で、全面的に地表をアスファルトなどで固めるという

無機的な手法で行われている。

造園や田畑での土の概念を有機的な考え方としてとらえた

のが上記の話なだろうと思う。

※ベタ基礎に対してということか? 

※1地層を相対的に見たときの話としてはあるのかも?

2017年10月 5日 (木)

銀閣寺の明かり障子

この9月30日5chで世界日本視察団 世界遺産 「平泉」&」

「京都」の番組は、面白かった。

ニポンの建築技術について、海外の職人さん(ドイツとスペイン)が

見て驚くという内容の番組です。

銀閣寺編で庭について語っていましたが、それより建物の外壁は

黒く塗装され軒天井は、色彩が施されていたという。

銀閣寺の佇まいは、風化した木部の色合いと庭の緑との調和が美しい。

先の色合いだとどんなイメージなのだろうか。

東求堂 の中に入り同仁斎(元来は書斎)明かり障子のことについて

説明していました。

Zumenn_2

太めの組子が井桁に組まれているという。この井桁の組み方が地獄組

と紹介されました。

このことは特に珍しいことではなく現代でも明かり障子の組子は、

一般的障子などの細い組子ならそのように組まれているはずです。

改めて自宅の障子の組子を見ましたら井桁に組まれていました。

この地獄組の障子は、どのように組むのか外国人の前で実際に

組んでいました。

初めて見ましたがなかなか手が込んだ丁寧な作り方でした。

ここの障子で初めて気がついたのですが、組子の太さと周りの

框の太さが同じ位で作られていました。

この手法は、書院の机の上にある小規模な障子の大きさです

から重い感じにならないように大きさを揃えたのかも知れません。

組子と框の大きさをほぼ揃えた障子は、いままで何度かデザインし

建具屋さんに作って貰った事があります。

地獄組;格子の桟が、全面にわたって、上下上下、下上下上と

交互に編んであります。

一度組むと二度と組み直せないことから地獄組子と呼ばれます。

Gin22同仁斎

002e87a8正面の障子の桟が枠と組子が細い

Doujinsai_01_51この大きな障子の縦枠も細くできている

写真は、東求堂 障子 の画像検索サイトより

2017年9月22日 (金)

「これが空飛ぶ近未来タクシーだ!」という記事がネットに

「近未来タクシー! 2人乗りドローンが展示」

17.9.16のstarthomeサイトより

9月12日より報道陣向けにドイツ・フランクフルトで

開催されているフランクフルトモーターショー。

メルセデスベンツとスマートが出展するホールに、

「大きなドローン」がおかれていた。

2人乗りの機体に18枚の小さな羽を装備。

一度の充電において最大27分間飛行することが可能。

最高速は100km/hにもなるという。

このドローンは都市での移動手段としてタクシーのような

利用方法も考えられると。

ドイツのメーカーが開発し昨年マルチコプターとして

初の有人飛行認証を受け、今年の年末にはドバイで

初の無人飛行テストを行う計画だ、という。

PS.今年になって我が団地の上空をヘリや飛行機が

縱橫に飛来しその轟音が毎日煩い。

いままで時たま飛行機の音がするくらいだったので

気になってしまいます。

技術の発展で未来都市の利便性が増すのでしょうが、

安全と騒音対策も忘れずに、と思う。

将来、建築物にもこのタクシーや宅配便などにたいして

ドローンの発着場所を設けるようになるのだろうか?

http://hueki.way-nifty.com/blog/images/2017/09/22/45175_2.jpg"

http://hueki.way-nifty.com/blog/images/2017/09/22/45176_2.jpg"
写真はhttps://spyder7.com/の(話題より)《撮影 関 航介氏》 

2017年9月 5日 (火)

猪熊弦一郎展を見る

うらわ美術館で猪熊弦一郎展が開催されていました。

Photo_2  Img179_2

地元の関係でいつでも行けると思っていたら最終日の

一日前の26日土曜日になってしまいました。

この美術館は、普段は閑散としているのですが、今回は

、さすがに三越のピンクの雲のような模様の包装紙出で

有名な猪熊さんの作品展ですので珍しく女子学生やお

ばさん方が多く入場していました。

猪熊さんは画集ではよく見ていましたが、実物の絵を見る

のは初めてです。

アメリカ時代以降の抽象画や具象抽象的猪熊絵画は、

おしゃれでリズミカルで気持ちよい印象があります。

好きな作家の一人です。

初期の具象時代・自画像や人物がなどの表現を摸索

している時代の絵画は、いろんな表現をチャレンジして

いて見るほうからすると、楽しい絵画でした。

Img1795 Img1796

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画像は、うらわ美術館のチラシより掲載しました。

 

2017年8月25日 (金)

「木材輸入 日本は落第生」

たまった新聞を見ていたら「木材輸入 日本は落第生」

のタイトルの「落第生」に惹かれ読んでみました。

ここでの落第生とは、日本は木材輸入大国、合板輸入は

世界一で違法な合板も輸入しているからだと。
最近のニュースによると、新国立競技場工事で
違法木材が使われているとして、競技大会組織委員会に
調査を要請。それは違法伐採が横行するマレーシア・
サラワク州産のシンヤン社製熱帯合板で、コンクリート型枠
として使われている、という内容です。
60年代木材輸入自由化により住宅産業が勢いづいた
ように記憶しているが、一方日本の林業は衰退していった。
そのため山の手入れが疎かになり、近年の豪雨による
山崩れなどが発生している原因になっているという
住宅も地産地消のコンセプトで近くの山の木で作ろうと
いう運動もあり、国産材を使おうという力にもなって
いるが、住宅の作り方が合理化により、従来の木材が
える工法から見えない工法に変化してきたことにより
外材でも十分ということになっています
っていえば腕のいい職人さんいらずの作り方にも
なっているのです。
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2017年8月 5日 (土)

鉄製やりがんな 初出土

新聞で弥生期・中期の「かんな」が出土したという記事を見つけました。

石川県埋蔵文化財センターは27日、小松市の遺跡で、紀元前250年

ごろ(弥生時代中期)の材木を削る際に使うの「鉄製やりがんな」が出土

したと発表されました。

木の柄が残ったものが出土するのは全国初、国内最古の資料になると

いう。

愛媛大の村上恭通教授(東アジア考古学)は「刃が鋭いまま残っており、

当時の姿がそのまま。考古学的価値は高い」と…。

一方、 奈良県桜井市纒向(まきむく)学研究センターの寺沢薫所長

(考古学)は「ものすごく精巧。これを使ってつくる物の技術の高さも

想像させる。

日本のものづくりの原点と言ってもいい」と驚きを隠さない。

今回の出土品は全長約16センチしかなく、片手で使ったらしい。

 Yjimage11初出土のやりがんな
Yjimage9がんな(現代の)
S_1 昔のやりがんな(施主と大工さんの共演)

「やりがんな」は飛鳥時代の寺社建築などでも使われ、室町時代に現在

の「台がんな」が伝わるまで主要な大工道具だったとされる。

数十センチの柄の先に刃があり、両手を使って木材を削るが、今回の

出土品は全長約16センチしかなく、片手で使ったらしい。

川岸跡の砂の中に埋まっていた… 。

毎日新聞と朝日新聞デジタル17.7.27 より

2017年7月21日 (金)

日本橋に首都高地下化”具体的検討へ

国土交通省は7/21に日本橋を通る首都高を地下化する

検討に入ることを明らかにしました。

歴史的景観の地、日本橋の真上に首都高速が完成したのは、

1964年の東京オリンピックの開催に合わせて建設されました。

この地に高速道を通すにあたりビル街のため通す余地がない

ので窮余の一策として決行されたそうです。

その後首都高速は、日本橋の上を覆い被さっている様は、

見苦しいこと著しいですが、都内を車移動するのに大変便利な

都市交通網となっていました。

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しかし、日本橋に青空が戻るのには、十数年もかかるそうです。

2017年7月 5日 (水)

液体ガラスと水ガラス

07/04 テレビ朝日の「モーニングショー」で建造物に画期的!

液体ガラス開発者マル秘話が紹介されました。

液体ガラスを作るにあたり、自ら研究に乗り出し、ガラスの原料

である石英という鉱物に「ある物質」を混ぜることで液体にできる

ことをつかんだそうです。

混ぜる物質は企業秘密ですが、入れる順番やわずかな分量の

違いでもガラスは液体になりません。

木材を液体ガラスで強くすれば、「使い道はコンクリートより、

はるかにある」。液体ガラスを中に浸透させるための手掛かりに

なったのは、おでんの大根やこんにゃくは、下茹でしてから出汁で

煮込むと味がよく浸み込むことを教えられ、それをヒントに木材も

一度煮てから液体ガラスに漬けてみました。

すると、木材の細胞レベルまでガラスが浸透したのです、と。

確かガラスは石英から溶解され硬化した素材ですが、液体化とは

どういうこと?と思いnetで検索してみました。

様々な記事がありましたが、当方専門的化学の内容は理解不能でした。

昔、「水ガラス」で塗料を作ったことがあります。

液体ガラスと『水ガラス』は別ものなのだそうです。水ガラスは、

ケイ酸ナトリウムの濃い水溶液である。ケイ酸ナトリウムを水に

溶かして加熱することで得られる、そうです。水飴状で大きな粘性を持ち、

接着剤、耐火塗料などとして利用されています。

いずれにせよ、木材やコンクリ―トの強化や保護のためには

とても有効だそうですので、機会をみてぜひ使用してみたいと思います。

Glass1_011化学式、?です。  

「ガラス塗料とは? - 大阪の液体ガラス塗料・液体ガラス施工専門」のサイトより

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